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徹夜と認知症の危険な関係

2020.09.25

かずさ脳若トレーニングの神子です。

今日は健康雑誌に気になる記事があったので、ご紹介させて頂きます。

最新研究で睡眠と認知症が深く関係していることが分かった。そのメカニズムを知るとともに、良質な睡眠をとるための方策を徹底解説する。 【写真】この記事の写真を見る(4枚)

最新研究で「睡眠不足はリスク増」が判明

 徹夜をしたり夜更かしを続けると、脳に老廃物が溜まり、認知症のリスクが高まる――そんな研究結果が明らかになった。なぜ、認知症と睡眠が密接に関係しているのだろうか  厚労省平成29年国民健康・栄養調査」によれば、睡眠時間が6時間を下回る国民は、実に全体の39.2%に及ぶという。テレビの深夜番組やスマホに夢中になって、つい夜更かしをしてしまう人は多いだろう。「溜まった仕事を一気に片付ける!」と意気込んで徹夜をしてしまい、翌日、眠気に襲われ、体がだるくなるケースも珍しくない。  だが、“徹夜の怖さ”はそれだけではないという。

睡眠不足が肥満や高血圧などのリスクを高めることはこれまで指摘されてきましたが、最新の研究で、徹夜を続けることが、認知症の発症リスクも引き上げることが分かりました」  そう語るのは、東京医科歯科大学特任教授で、メモリークリニックお茶の水院長の朝田隆氏だ。

十分な睡眠がアルツハイマー病を予防する

アルツハイマー型認知症と診断された人の脳には、老人斑と呼ばれるシミのようなものが多く見られるのが特徴です。この老人斑は、アミロイドβ(ベータ)とよばれるタンパク質が蓄積されることで形成される。今回発表された研究では、徹夜した翌朝は、アミロイドβの量が増えていることが明らかになりました」(同前)  その研究とは、米国立衛生研究所傘下にあるアルコール乱用・依存研究所所長のノラ・ボルコウ博士らのグループが2018年4月、「米国科学アカデミー紀要」に発表したもの。ボルコウ博士はPET(陽電子放射断層撮影)の脳画像診断で極めて著名な研究者だ。  学習院大学理学部教授の髙島明彦氏が解説する。 「この研究には、22歳から72歳の、アルツハイマー型認知症になっていない健康な男女20人が参加しました。参加者は2日間、実験施設などで寝泊りします。1泊目は起床時間まで寝ても構いませんが、2泊目は睡眠不足の状態を作るために、看護師の監視のもと、31時間連続で寝ないで過ごしました」  その上で、ボルコウ博士らは脳のアミロイドβの量をスキャンできるPET装置を用い、脳内に自然に蓄積されるアミロイドβのレベルを測定したという。 「きちんと睡眠をとった1泊目と、徹夜をした2泊目を比較したところ、20名中19人がアミロイドβのレベルが有意に増加していたのです。増加した割合はおよそ5%で、こうした変化は、右の視床および海馬を含む脳領域に見られました。これらはいずれも、アルツハイマー病の初期段階で特に傷害を受けやすいとされる部分です。この傾向は参加者の年齢、性別、アルツハイマー病の遺伝的リスクとは関係ありませんでした」(同前)  この結果から、睡眠不足や徹夜はアミロイドβの蓄積を促進してしまう可能性があること、逆に、十分な睡眠がアルツハイマー病を予防する可能性があることが確認されたのだ。  認知症を招くこのアミロイドβとはどのようなタンパク質で、なぜ脳内で産生されるのか。 「脳では、他の臓器や器官と同様に、エネルギーを消費した際にはタンパク質の老廃物が生じます。言ってみれば余計なゴミのようなもので、その一つがアミロイドβ。脳は約1400グラムで成人の体重の約二%に過ぎませんが、体全体が消費するエネルギーのうち約25%を占めている。それだけ多くのタンパク質の老廃物が発生しますが、その量は1日あたり約7グラムにもなると考えられています」(朝田氏)

アミロイドβなどのタンパク質老廃物が蓄積される

 では、なぜ睡眠不足だと老廃物の一種であるアミロイドβの量が増えてしまうのだろうか。 「起きていると、脳は覚醒し、何かを考えたり、注意したり、計算したりと、絶えず活動しています。当然その分、神経活動に依存しておりアミロイドβも産生される。逆に睡眠中は、脳が休んでいるので、産生が減ってアミロイドβの除去が活性化されていると考えられています」(髙島教授)  実は、睡眠中はアミロイドβの産生が抑制されるだけでなく、すでに溜まっているアミロイドβを効率良く排出するシステムも稼働しているというのだ。  中部大学生命健康科学研究所の宮崎総一郎特任教授が指摘する。 「これまで、アミロイドβなどのタンパク質老廃物はオートファジー(細胞による自食)などにより、あくまで脳内で処理されていると考えられてきました。しかし、アミロイドβの産生量からすると、この処理だけではどうやっても追いつかない。そうした中、数年前に発表されたのが、『グリンファティック・システム(グリア細胞とリンパ系を合わせた造語)』です」  これは、ローチェスター大学医療センターのマイケン・ネーデルガード教授らによる研究結果だ。 脳以外の体内で産生された老廃物は、体内に張り巡らされたリンパ系によって集められ、血管に流れ込んでいる。そして最終的には尿として排出される。リンパ系が“体の下水管”とも言われるゆえんだ。  ところが、このシステムは首から下にしか存在していない。脳にはリンパ系が通っていないのだ。 「そこで重要な役割を果たしているのが、脳から脊髄の中を循環している脳脊髄液です。この脳脊髄液がリンパ系の替わりに脳内の老廃物を洗い流していることが分かりました。洗い流された老廃物は、脳脊髄液とともに脳内血管の周囲腔を通り、脳の外側を覆っている硬膜内で血管に流れ込み、体外へ排出されると考えられるのです」(同前)  しかも、このシステムは、睡眠中ほど活発に機能するというのだ。 「脳の神経細胞を周辺で支えているグリア細胞は睡眠中に収縮し、大きな“隙間”を作ります。これを神経細胞間腔と言いますが、起きている時より、約60%も“隙間”が拡大すると推測されている。つまり、グリア細胞が縮んだ分、脳脊髄液はより循環しやすくなり、多くの老廃物を排出できるということです。これまでの研究でも、アミロイドβの排出率は睡眠時間の長さときれいに相関することが分かっています」(同前)  ちなみに、アルツハイマー認知症と深い関係があるアミロイドβの蓄積は、40代のころから始まっているとされる。だが厚労省の「国民健康・栄養調査」(平成29年)によれば、普段の睡眠時間が六時間未満の人は、男性で36.1%、女性は42.1%。さらに「睡眠で休養が十分に取れていない人」は全体で約20%に上り、中でも40~49歳の世代が一番高く30%を超えている。  認知症予防としての睡眠は、決して高齢者だけの問題ではない。働き盛りの世代もまた、心がけるべきことなのである。

睡眠は大切ですね(*^_^*)

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